転職面接で給与額を逆質問したい時はどのように聞くべきか?

面接で給与額を逆質問したい時はどのように聞くべきか?

転職面接で露骨に給与額がいくらになるのかを質問するのはNGです。仕事内容よりも給与額が志望理由だと思われると、印象があまり良くないからです。
しかし、給与目当てではなかったとしても、待遇面を何も知らずに転職を決めるわけにもいきません。
そこで転職の面接においてうまく給与を聞きだす逆質問の方法を考えてみましょう。

 

 

給与額について逆質問するときのコツと注意点

自分のことのように聞かない

「給与はいくらになりますか?」と質問すると、自分自身についての質問になり、印象がよくありません。視点を変えて、「私と同等の年齢、スキル、経験をお持ちの社員はどれくらいの年収になりますでしょうか?」や「40歳前後のモデル年収はどれくらいでしょうか?」など現職の社員を引き合いに出して質問します。

 

質問の前にやる気を示す

他の逆質問のときも同じことが言えますが、働く意欲を先に表すことです。「本日お話を伺い、御社でぜひ働いてみたい気持ちになりました」などと前置きしておき、その際、「夫婦と子ども二人の家族でどのくらいの年収になりますか?」とさりげなく尋ねてみると良いでしょう。

 

 

 

 

一次面接では聞かないほうがよい

一次面接の段階では、自己紹介、経歴紹介、退職理由、志望動機などがメインの質問になります。また、面接官からは業務内容に関して詳細に説明されることが多いです。

 

一次面接はお互いをよく知る場としての意味合いが強いため、一次面接から給料については質問しないことをおすすめします。

 

大抵の場合は、二次面接、三次面接と進むにつれ、企業側から希望年収の話を切り出してきます。

 

それでも企業側から給与について話がなければ、逆質問するとよいでしょう。

 

希望年収を質問されたときには、慌てないように、自分の希望年収額を準備しておきましょう。

 

参考
面接の質問41--希望給与額(前職での給与額)はいくらですか?

 

 

給与額について逆質問するときの良い例

私と同等の年齢、スキル、経験をお持ちの社員はどれくらいの年収になりますでしょうか?

自分についての質問ではなく、自分と年齢が近く、同じくらいのスキルや経験を持っている現職の社員について質問しているので、印象を悪くしないで逆質問できます。

 

給与額について逆質問するときの悪い例

現在、家族4人で生活していますが、子供にも今後は教育費がかかってきます。そのあたりも考慮に入れていただいた上で、およその年収額を教えていただけますでしょうか?

給与額を聞くときに自身の生活費のことに触れるのはあまりおすすめできません。教育費や家のローンなどの内容は本人の都合としてとらえられるためです。

 

上記の逆質問例では、「今後は教育費がかかってきますので、一層仕事に励んでいきたいと思います。」と仕事に対する前向きな姿勢を示した上で質問すると違った印象になります。

 

 

 

 

残業や休日出勤に関連する他の質問

 

 

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