転職面接の質問「他部署に配属されても問題ないですか?」の回答方法と回答例

面接の質問「他部署に配属されても問題ないですか?」はどう回答する?

転職面接での質問「他部署に配属されても問題ないですか?」の答え方

企業によっては採用後に、希望の部署から他の部署(職種)に配属先を変える場合があります。
転職面接で、この質問されたときのその意図、回答のコツを回答例を挙げて説明します。

 

 

他部署に配属されて問題ないかの質問の意図は?

他部署に配属されて問題がないかどうかの質問に対しては、以下の意図を読み取り回答します。

  • 入社後に異動が発生したときに柔軟に対応できるか?
  • 幅広い業務への対応力と意思があるか?
  • 他部署に配属になっても入社する意思があるか?
  • 希望の職種を本気でやりたい気持ちがあるか?
  • 応募の職種ではスキルが足らないが、他の職種ではどうか?

 

 

 

 

他部署に配属されて問題ないかの質問に対する対応方法

柔軟に対応できる姿勢を示す

面接の際にこのように質問をされたら、異動が発生する可能性があると考えてよいでしょう。「希望の部署は○○ですが、他部署への異動があった場合でもスキルや経験の幅を広げるためにもチャレンジいたします。」などと回答し、柔軟な姿勢を示します。

 

たとえば、事務職希望で応募した場合、面接官から「営業も視野に入れてほしい。」と言われたとしても、「希望の部署ではありませんが、フットワークの軽さを活かして営業部でもがんばります。」と前向きな回答をすることが大事です。

 

この際に、他部署への配属を拒否する回答をした場合には、採用を見送られる可能性もあります。

 

問題ないことを回答したうえで詳しい業務内容を聞く

先述のように対部署への配属でも柔軟に対応できる姿勢を示したうえで、異動部署の業務内容を聞きます。

 

それは、業務内容は会社の規模によって異なるからです。営業職でも中小企業と大企業とでは責任の範囲が大きく異なります。中小企業では一人で何役もこなさなければならないこともあります。
また、会社の規模だけでなく会社によっても業務内容は異なるものです。

 

 

安易に「問題ありません。」とだけ回答し、入社後に「こんなはずではなかった」とならないように、事前に確認しておきたいことです。

 

将来応募の職種に就くことができるのか聞いてみる

先述のとおり、柔軟性を示すためにも他部署(他職種)への配属も可能であることを回答しますが、やはり希望の仕事をやりたいものです。

 

将来的に応募の職種に就けるかどうか確認するのもよいでしょう。

 

他部署への配属でも問題ないか質問されたときの良い回答例

希望の部署は営業ですが、マーケティングは消費者の動向を調べたり、戦略を練たりなど大変興味のある部署です。経験のない部署ではありますが、スキルの幅を広げるためにも、積極的に業務をこなしていきたいと思います。可能であれば、差支えのない範囲でマーケティング職の業務内容についてお聞かせいただけないでしょうか?

「大変興味のある部署です」、「スキルの幅を広げて積極的に業務をこなして」などと肯定的な回答をすることで柔軟性を示すことができます。安易に「問題ありません」と回答するのではなく、回答例のように採用後の行き違いを防ぐためにも、事前に業務内容を確認しておいたほうがよいでしょう。

 

 

 

 

他部署への配属でも問題ないか質問されたときの悪い回答例

他部署への配属は希望しません。私がやりたいことは、営業職であってマーケティング職ではありません。

この質問をされたときに、希望職種に固執する回答をすると、採用が見送られてしまいます。あくまでも柔軟な姿勢を示すことが大切です。

 

 

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