転職面接での質問「出張・出向があれば対応できますか?」の答え方
転職面接で出張や出向が対応可能かどうかを質問されたときの面接官の質問の意図、回答のコツを回答例を挙げて説明します。
出張や出向が対応可能かどうかの質問の意図は?
出張や出向が対応可能かどうかの質問に対しては、以下の意図を読み取り回答します。
- 当社の業務に対して柔軟に対応できるか?
- 当社の業務を理解しているか?
- 入社後の業務の行き違いを防ぎたい。
出張や出向が対応可能かどうかを質問されたときの回答のヒント
まずは「対応できる」ことを伝える
出張や出向が対応できるかどうかを質問されるということは、ほぼ間違いなく出張や出向が発生すると考えてよいでしょう。
まずは「対応できます。」と回答し、積極性をアピールします。
それは「面接の質問--残業や休日出勤にも対応できますか?--」と同様の回答方法と同様と考えてよいでしょう。
その上で、もし、疑問点があるならば、その上で、出張や出向の頻度や期間を確認するとよいでしょう。
「対応できません」は不採用を覚悟の上で回答
面接官は「対応できます。」という回答を期待しています。したがって、「対応できません。」という回答は不採用を前提にした回答になります。
ただし、家庭の事情などで、どうしても出張や出向に対応できない場合は、採用後のトラブルを避けるためにも、面接の時点で対応できない旨を伝えておくべきです。
出張や出向が対応可能かどうかを質問されたときの回答例
対応できます。前職では全国各地のほかに海外にも営業所があり、1日から1週間程度の出張を経験してきました。家庭の事情があり、1週間程度の長期の出張が必要な場合は、事前におっしゃっていただければ、対応できます。前職におきましても、そのように行ってきました。
上記の回答例のように、まずは「対応できます。」と回答し、ポジティブな姿勢を見せることが重要です。家庭の事情などで不自由がある場合でも、上記の回答例のように、何らか柔軟な姿勢を示すのがよいでしょう。さらに、前職での実績を回答に付け加えると、面接官を安心させることができます。
出張や出向が対応可能かどうかに関する回答方法のまとめ
- 入社後に労働条件の行き違いを防ぐために聞く質問である。
- まずは「対応できます。」と回答したうえで、出張や出向の頻度や期間を質問する。
- 前職での出張や出向の実績についても語り、信ぴょう性を持たせる。
- 出張や出向が困難な事情がある場合でも、可能な限り柔軟に対応できる姿勢を示す。
- 既婚者の場合は、家族の理解を得ていることも回答する。