転職面接での質問「特技は何ですか?」の答え方
転職面接で「特技は何か?」と聞かれたら、「採用のメリットを聞かせてください。」と言っているのと同じです。
自分をアピールできるチャンスですので、きちんと回答しましょう。応募先企業にとってメリットのある回答をしましょう。
転職面接で、特技について質問されたときの面接官の意図、回答のコツを回答例を挙げて説明します。
特技についての質問の意図を知る
特技についての質問に対しては、以下の面接官の意図を読み取り回答します。
- 仕事で活かせる技術を持っているか?
- 自社にとってどのようなメリットがあるか?
特技についての質問に対する回答のヒント
応募先で役立てることを回答する
応募している仕事が数字を扱う仕事なら「計算が速い」や、事務職ならば「1分間に○○文字入力できる」など、応募先企業で役立てることを自己PRするつもりで回答します。
「特にありません」とは回答しない
特技を聞かれて、「特にありません」とは回答するのはもったいないです。面接官はこの質問を通じて応募者を採用したときのメリットを知りたいのです。求人案内などでどのような人物をほしがっているのか確認し、面接官にメリットを感じさせるように回答します。
特技についての質問の良い回答例
特技の回答例その1
特技はマラソンです。先日もフルマラソンに出場し、2時間を切るタイムでゴールしました。もともとは病弱でしたが、それを克服するために毎朝、ジョギングを行い、毎日の積み重ねで満足いく結果を残すことができました。仕事でも困難に出くわすことがあるかもしれませんが、マラソンを通じて得た忍耐力、精神力を武器に良い結果を残していきたいと思います。
特技の回答例その2
特技は茶道です。茶道を通じて立ち居振る舞い、礼儀作法を学ぶことができました。また、集中力も身に付けることができました。これらの身に付けたことは、販売員としての業務で活かすことができると考えています。
特技の回答例その2
語学力です。高校のときはアメリカに留学し、大学では中国語を専攻しました。英語検定と中国語検定ともに1級を持っています。現在はフランス語を勉強中です。多言語を扱う御社の業務で役立てることができると思います。