逆質問で転勤や出向有無についての聞き方
転職面接で転勤や出向の有無について逆質問するときの注意点や質問例を紹介します。
転勤や出向の有無を逆質問するときの注意点
転勤や出向は可能であることを前提に逆質問する
原則として、転勤や出向には問題なく対応できることを示した上で質問します。
いきなり「転勤や出向はありますか?」と質問すると、とらえ方によってはネガティブな印象を与えかねません。
「さまざまな経験を積み、仕事のスキルを高めていくために転勤や出国は必要なことだと思いますが・・・」などのように前置きをして、転勤や出向も可能である姿勢を示します
客観的な聞き方をする
転勤や出向をしたい/したくないなどの主観を入れないで、あくまで中立的な聞き方をします。
「ぜひ海外転勤を経験したいのですが・・・」ではなく、「どのくらいの頻度で転勤がありますか?」など中立的な立場から逆質問します。
転勤や出向有無を聞きたいときの逆質問--例1
いろいろな経験を積んだり、スキルアップのためにも他の支店で働くことが大切なことだと考えていますが、転勤はどのくらいの頻度でありますか?
上記の逆質問例では、本当の気持ちは別にして、転勤を前向きにとらえていることが伝わってきます。
転勤や出向有無を聞きたいときの逆質問--例2
御社は全国に支店が6つあり、求人案内に「転勤の可能性あり」と書かれていましたが、転勤のサイクルや転勤先地域について、現状の社員の方々の状況をお聞かせいただけますでしょうか?
転勤のサイクルだけでなく、転勤先地域も気になる聞きたい場合は、上記のように質問します。また、社員の状況を逆質問することでかなりやわらかい印象を与えることができます。
転勤や出向有無の聞き方に関してのまとめ
- いきなり「転勤や出向はありますか?」と質問するのではなく、転勤や出向に対して積極的な姿勢が伝わる前置きをする。
- 主観を含めずに「どのくらいの頻度で転勤があるか」といった中立的な聞き方をする。