逆質問で社風や職場の雰囲気についての聞き方
転職する者にとって社風や職場の雰囲気は気になるところです。職場の雰囲気が悪く、退職者が後を絶たないようなブラックの企業に入社してしまわないように、面接時に企業の実像を知っておきたいのが本音でしょう。お互いのイメージの食い違いをなくすことで転職の失敗を避けたいところです。
社風や職場の雰囲気の逆質問の良い例1
積極的に提案し、他の社員の方たちと自由に意見を交わし、お互いが成長していくことを望んでいますが、職場はどのような雰囲気でしょうか?
上記のような逆質問では、「社風」という言葉を使わずに、職場の雰囲気を確認することができます。「提案する」、「意見を交わす」、「成長していきたい」という前向きな言葉を前置きしておいて、さりげなく職場の雰囲気を質問していますが、悪い印象は与えません。返ってくる回答によってどのような社風なのかのヒントになるでしょう。
社風や職場の雰囲気の逆質問の良い例2
ホームページを拝見したり、本日面接を受けさせていただいた中で、御社に対しては、チーム主体で仕事を動かし、仕事のノウハウもお互い共有できるような風通しの良いイメージを抱きましたが、そのようなイメージで相違ないでしょか?
一方的に社風や職場の雰囲気を聞くのではなく、企業に対する自分のイメージを伝えたうえで、実際に現場で仕事をしている人(面接官)に確認をする聞き方です。
社風や職場の雰囲気の逆質問の悪い例
- 社風を聞かせていただけますでしょうか?
- 職場の雰囲気はどんな感じでしょうか?
- 現職の職場は雰囲気が悪く、大半の社員が短期間で辞めていくような会社でした。御社はどのような雰囲気の会社でしょうか?
前置きもなく唐突に、社風や職場の雰囲気を逆質問するのは少し不躾な印象があります。3番目の質問では、現職に対する非難として受け止められてしまいます。